経済産業省キャリア教育アワード優秀賞受賞、全国で年間192校の実施
◆子どもレッスン:○/子連れ・ママレッスン:〇
◆会場:あり(不定期開催)/出張:〇
◆場所:茨城県つくば市・宮城県仙台市・東京都
ドリームマップとは、台紙に写真や文字で理想の自分を表現し、それを目につくところに貼って、目標達成を促すツールです。
このプログラムを一般社団法人ドリームマップ普及協会では、全国の小学校から大学までの学校で出張授業を行っています。
平成12年度から始まり、平成27年度には1年間で192校実施され、経済産業省キャリア教育アワード優秀賞を受賞しました。
受賞の様子はこちらから。その他、NHKやMXTVなどでも多数紹介されています。
東南アジアの国に学校を作りたいという夢をお持ちだとお話しされた方がいました。しかし、仕事が忙しく、家族もいて、その夢を実行することに葛藤をお持ちでした。
ドリームマップを作ってもらったところ、本当は休みたいという自分の気持ちに気づいたとスッキリした笑顔で仰いました。学校を作りたいという夢に焦ってしまっていたと。今は仕事も忙しく疲れていて、子供と過ごす時間も少ない。まずは、家族とゆっくり過ごす時間を作りたいですということでした。
夢は、焦りすぎると苦しいです。
夢はたくさんあっていいのです。
今日叶える夢、来月叶える夢、来年叶える夢、5年後に叶える夢。とステップを踏んで、過程を楽しみながら、歩んで行くのもいいなと、私は思います。
夢は人と比べるものではありません。自分の心地いい歩みを知るのも、楽しいですよ。
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平成20年に学習指導要領が改定され、小学校からキャリア教育が推進されるようになりました。
キャリア教育とは、“一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通してキャリア発達を促す教育”のことです。キャリア発達とは、“社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく過程”のことです。
この基盤となる能力や態度とは、“「人間関係形成・社会形成能力」・「自己理解・自己管理能力」・「課題対応能力」 ・「キャリアプランニング能力」の4つの能力によって構成”されます。
参考:「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」平成23年1月31日、文部科学省中央教育審議会
「望まれる勤労観・職業観」としてあげられている以下の内容は、まさにドリームマップの講座の目指すところです。
一人一人が自己及びその個性をかけがえのない価値あるものとする自覚
自己と働くこと及びその関係についての総合的な検討を通した、勤労・職業に対する自分なりの備え将来の夢や希望を目指して取り組もうとする意欲的な態度
このような動きには、次図のような背景があります。社会状況の変化・学校教育の現場の変化によって、夢を描くことが必要な時代になっていると言えるのではないでしょうか。
まさに、これを楽しく実践するプログラムがドリームマップで、プログラムは、心理学や脳科学、コーチングに基づいています。
出典「中学校キャリア教育の手引き」文部科学省
実はこのキャリア教育、10代の子を持つ親子に多い悩みの万能薬になると感じています。
代表である私には10歳と13歳年の離れた妹がいます。母親のような気持ちで妹の進路や将来を心配していた時にドリームマップに出会いました。当時の私は、自身も進路で悩み、就職、転職と人生の岐路に立っていた時でしたが、ドリームマップに出会い、自分の人生も新たなスタートを切っていた時でした。そのため、私のように人生の壁に当たっても力強く生きてほしいという気持ちが強くあり、妹にも受講させることにしました。
受講した妹たちは楽しかったと言ってくれたうえ、「自分を理解し、希望を持って自ら行動する力」をつけることができました。また、“自分は大切な存在、価値ある存在だ”と感じる「自己肯定感」を高めることもできました。
このような経験から、ぜひ親子で体験してもらい、学校だけでなく家庭でも、受講した1日だけでなく毎日、“親も子も楽しい”キャリア教育を少しでも実践していただきたい!という思いで開催することにいたしました。
写真を隠すようにしている小学生がいました。声をかけると、シンデレラ城のようなお城の写真を見せてくれ、「ドリームマップに貼ってもいい?」と聞かれました。
私は「自分が貼りたいものを貼っていいんだよ」と言うと嬉しそうに貼りました。
写真2枚だけで空白がたくさんあるドリームマップが出来上がりました。そして発表です。
「うちにはお金があまりありません。大人になったら、たくさんお金を稼いで、お母さんと立派な家に住みたいです」
お城の写真、そこには、お母さんへの優しさと10歳の子の自立心がいっぱい詰まっていたのです。
写真がいっぱいでキラキラしているものだけがドリームマップではありません。
写真が1枚でも、心と一致していることは大事なことです。
自分の心に嘘がつけないのがドリームマップです。自分の心が何を感じているのか知る。
それがドリームマップの大きな効果の一つだと思います。
「大人なのに、こんなこと言ったら恥ずかしい」ママも閉じ込めている気持ちはありませんか?
全部出してみて、優先順位をつけるだけで、とっても気分が良くなりますよ。
ドリームマップを眺めながら整理してみてください。何度も眺めるうちに、どうしらいいのか見えてきます。自分の想いに気づいた時、とても穏やかな笑顔をみなさんされます。
だから私はドリームマップが大好きです。
すべての人が夢を持っています。それを自覚しているか、自覚していないかだけの違いです。
または、自覚していても、言えるか、隠しているか。それはその環境の違いです。
講座では、安心してみなさんがお話できるように、一緒に協力をお願いしています。
それは、信じる・待つというコーチングの姿勢です。
「夢」とは、どんなものだと思いますか?講座では「こうだったらいいな」と思うものはすべて「夢」と呼ぶようにしています。
壮大なものから身近なものまで、みんな夢です。人間は生きていれば必ず壁にぶつかる時がきます。
その壁にぶつかった時に、前に進む力を与えてくれるのが夢だとつくづく思います。
大人も子どもも「希望あるビジョンを描く」ことが必要なスキルとして求められている時代なのです。
どんな大人になりたい?
ドリームマップは、子どもに「どんな大人になりたいか」想像をふくらませてもらいます。ひとつの職業を選ばせることはありません。仕事も休みの日も、家族も身近な人とも、社会の一員としてどんな自分だったら嬉しいかをイメージしてもらいます。
自分の好きなことが、人の役に立つことにつながっていることや本当の気持ちに気づいたりと発見があります。自分と社会を知ることが楽しくなる仕掛けです。
どんな人生を送りたい?
「人間は感情の生き物」と言われるように、同じ出来事でもどんな感情でいるかで全く違う認識をします。
人生をどんな気持ちで、心で過ごしたいか。
出来事も心も、思うままに書き出します。どんな人生が飛び出してくるか楽しみですね!
100年時代とよく耳にしますが、自分の人生に目を向けて見る時間もいい刺激になりますよ。
ワークライフバランス
ワークライフバランスを考えたい、夫と話し合いたい…そんな時はドリームマップがおすすめ。自分を含めて家族など、身近な人とどのような関係でいたいかも描きます。
あなたの素直な気持ちを表現できたドリームマップを見るお子さんは、あなたから多くを学び、吸収します。そんなママの笑顔とステキな背中を見せられたらいいですね。
ビジョンで大人もラクに
ママこそ「元気になれるビジョン=夢」が必要です。出産・育児、仕事に家事と日々の生活で精一杯。「今のままでいいのかな」と頭をよぎりませんか?モヤモヤした時ほどビジョンを描きましょう。自分を知り、頭も心も整理されてスッキリ!自分がより好きになり元気に動きたくなります。切抜きや写真を貼る方法はコラージュ療法として心を落ち着かせる効果もあります。ストレスケア・メンタルケアとしても使います。
ビジョンは子どもも楽しく
受験に人間関係、将来や親のこと、子どもも悩みは多いものです。学校でドリームマップ授業を行い、様々な児童と接してきました。子どもは想像以上によく考え分かっています。
当プログラムは、コーチングの考えがベースにあります。子どもを認め、信じ、任せると羽が生えたように自分で飛び立ちます。大人はその環境を用意するだけです。親離れ、子離れにもお役立てください。
一般社団法人ドリームマップ普及協会 認定ドリームマップファシリテーター
夢を描くと、今が輝く!楽しくなる!
夢とは、苦しいものではなく、思わず笑顔になってしまうもの。
夢とは、一度決めたら絶対に叶えなくてはならないものではなく、変わってもいいもの。
何度かドリームマップを作っているうちに、いつ作っても変わらない、あなたの軸ができてきます。それはあなたが大切にしたいもの。
大切なものを大切にしていると、今が輝きます!楽しくなります! 夢は、手段。今を輝かせるために、夢を描いてみませんか?
自分を見つめる、そして引き出す時間を
6時間の講座の中のほとんどが、「教える」時間ではなく、自分を「見つめる・引き出す」時間です。
長く感じるかもしれませんが、あっという間に過ぎます。すべての子どもには夢があります。そして、すべての大人にも夢があります。
ドリームマップは1回で納得したものが作れる人もいますし、何度も作り直してできる人もいます。自分のペースで作りましょう。
多くの家庭で、親子で夢をはなし応援する体験を経験してもらいたい!参加は、親子一緒に、親のみ、子のみ、どれでも可能です。
【日時】
10月(予定)
【料金】
1人10,800円(税込) ※事前振込にて承ります
【対象】
小学5年生以上の学生、保護者、教育関係者、ドリームマップに興味のある方
【持ち物】
はさみ、のり、カラーペン、写真、切り抜き
【概要】
自己理解ワークのあと、下書きをし台紙に自分の理想を写真や雑誌の切抜きを使ってドリームマップを作ります。自分、身近な人、社会の視点から夢を描きます。最後に発表があります。
イライラしなくなりました
高校生の娘が何を考えているのか分からず、進路も心配でイライラしていました。娘のためにも勉強しようと参加しました。先生の話し方を見て、どう娘に話せばいいのか分かりました。本当の自分の気持ち、娘を応援したいと思っていることに気づけたことが一番です。今まで否定ばかりでしたが、応援する意味を考え直し励ますようになって、娘も気持ちを話してくれるようになりました。ありがとうございました。
自分を認められるように
専業主婦でこれといったキャリアもないですが、子育ても落ち着き仕事をしたいと思っていました。3年後の夢を描き、初めはこんなの無理だと思っていたのですが、毎日眺めることで、こうしたらできるかもしれないと沢山アイディアが浮かぶようになりました。自信がなかったのですが、講座で自分のいいところを探すワークがとても楽しく、今では自分を認められるようになりました。少しずつ頑張りたいと思います。
不安がなくなり子育てが楽しくなりました
出産後すぐの主人の転勤で、新しい土地で初めての子育てがスタートしました。自分の仕事、キャリアの不安、育児の疲労で精神的に参っていました。ドリームマップを描いたら、目標がはっきりし、すべきことがわかりモヤモヤがなくなりました。壁に貼って毎日見るたび、作った時のワクワク感を思い出します。以前は大変だったことも、楽しくできるようになりました。思い切って参加してとても良かったです。
夫婦仲が良くなりました
子育てと仕事と親の介護で、主人とゆっくり話す時間が取れなくなり、すれ違いやケンカが多くなっていました。このままではいけないと思い、参加しました。忙しさで自分の気持ちが混乱していましたが、ドリームマップにすることでスッキリ整理されました。ドリームマップを見ながら主人と話す時間も増え、「俺の夢も貼っていい?」と言うので、1枚貼らせてあげました(笑)。
将来の夢=職業じゃない
今まで将来の夢と言われたら、職業のことだと思っていたけれど、どんな家に住みたいか、どんな社会になってほしいか、将来自分がほしいものなどだったので、けっこうスラスラ書いたり貼ったりできました。
(お子様の感想)
Dream Zen代表
結城 実喜
Dream Zen(ドリームゼン)
代表:結城実喜(ゆうきみき)
一般社団法人ドリームマップ普及協会 認定ドリームマップファシリテーター
ファザーリングジャパン一般会員
フェイスブック https://www.facebook.com/dreamzen2017/
ホームページ http://dream-zen.com/
一女の母。茨城県出身。
東洋大学 社会学部応用社会学科(社会心理専攻)卒業
産業能率大学 情報マネジメント学部現代マネジメント学科 通信教育課程産業心理コース 卒業
「子供達に、どんな時代になっても、希望をもって、力強く、優しく、生きてほしい。」
そんな想いを込めています。その見本を親である私たちが、背中で魅せていく。そんな親になりたい。との想いがあります。また私自身が、どんな人になりたい、人生を生きたい、とドリームマップを描いたら、毎日が楽しくなりました。だから、ママにも、将来大人になる子供たちにも、この楽しさを味わってもらえたらうれしいです。